
長谷川 暁人
- 【所属】
- 岐阜大学教育推進・学生支援機構
- 【役職】
- https://researchmap.jp/read60796332
担当科目
- 哲学入門(批判的思考(クリティカルシンキング))
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科目開催場所 全学共通教育 開講時期 後学期 科目の概要 論理的に考え、話すためには、論理学の基礎を身につける必要がある。一人の学生として、そして社会人として、論理的思考が求められる場面は多い。この講義では論理的思考の基礎となる論理学の基本を学んだ上で、実践的な日本語運用を通じた批判的思考(クリティカルシンキング)を身につけることを目指す。
演繹や帰納といった思考の方向性を理解することはもちろん、否定や接続表現の使い方など、私たちが社会において様々な問題について議論を交わし、合意を得るためには、単に日本語を話せるだけでなく、その高度な運用能力が求められる。そうした能力を身につけることが本授業の目標である。シラバス
- 近現代思想(西洋近現代思想)
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科目開催場所 全学共通教育 開講時期 後学期 科目の概要 西洋哲学は古代ギリシャから続く歴史ある分野だが、日本では馴染みがうすく、多くの人はこの学問を「昔のヨーロッパの人が考えた、よくわからない難しいもの」という認識で捉えているのではないだろうか。だが、哲学というものは多くの場合、現代の私たちにも通用する普遍的な事柄を語ろうとしている。歴史上の哲学者たちが遺した思想は、現代の私たちにも多くの示唆を与えてくれるはずである。
この授業ではそうした西洋哲学の中でも大きなテーマである、言語や記号の問題を取り扱っていく。言語学や言語哲学の概念を使い、私たちが生きるこの世界と言語との繋がりを考える。また、言語学と結びつきながら構造主義の一環として展開された記号学(セミオロジー)についても学んでいく。シラバス