高性能二次電池材料作製への高速薄膜作製手法の応用

[収録日時]2022/07/22-2022/07/22

高性能二次電池材料作製への高速薄膜作製手法の応用

Part2高性能二次電池材料作製への高速薄膜作製手法の応用

2022年7月22日(金)開催の「グローカル化のためのSDGs勉強会」(Zoom開催)収録内容を抜粋して掲載しております。

世の中がカーボンニュートラルもしくはカーボンネガティブな方向へ移行している中、今後、太陽光や風力などの再生可能エネルギーによる発電の出力平準化や電気自動車の走行距離の延長などのために充放電を繰り返し行える二次電池の高性能化が求められている。二次電池には、現在スマートフォンや電気自動車など様々な用途に使用されているリチウムイオン電池、現在開発が進められている全固体電池など色々な種類があるが、基本的に電極(陽極、陰極)と電解質を含む電解液で構成されている。二次電池陰極の次期材料としてシリコン(ケイ素)が注目されているが、一般的に利用される密な構造ではなく、作製が難しい疎な構造が必要である。その疎な構造のシリコンを本来nmの薄膜のコーティングを得意とする手法(化学気相堆積法、CVD)と装置内のガス流れの高速化とを組み合わせて効率よく作製する方法について紹介する。
※講演の後にディスカッションを収録しています。

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