太陽光発電のための日射予測

[収録日時]2022/10/28-2022/10/28

太陽光発電のための日射予測

Part2太陽光発電のための日射予測

2022年10月28日(金)開催の「グローカル化のためのSDGs勉強会」(Zoom開催)収録内容を抜粋して掲載しております。

地球温暖化の緩和策の一つとして、再生可能エネルギーの導入が世界で進められています。日本ではこのうち特に太陽光発電が急速に普及しています。ですが太陽光発電は日射の強い晴れの日は発電しますが、日射が陰る曇りの日などは発電量が低下してしまう、お天気任せの発電システムです。そのため太陽光発電が普及した現在、この不安定な発電電力が大量に電力送電網に流入し、電力の需要と供給のバランスをとることが難しくなっています。実際このバランス問題のために、2014年9月に九州電力は太陽光発電の発電量の買取を拒否しました。この問題を解決しさらに太陽光発電を普及するために、天気予報の技術を活用し、太陽光発電の発電量を予測することを試みました。これにより水力・火力発電などを含めて戦略的に電力送電網をマネジメントすることが可能になります。ただ天気予報には予測精度の問題があります。そこで確率予測を含め、日射量や発電量を予測することを試みました。その技術の紹介をします。

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