微生物が醸す発酵食品と食文化

[収録日時]2022/02/24-2022/02/24

世界の食文化

Lesson3微生物が醸す発酵食品と食文化

食文化は、食材、調理法といった食品に関わるものから、食器、マナー、外食産業などに至るまで多くの物事のあり方が含まれることが知られています。この講座では世界各地の食文化の諸側面をとりあげ、本学教員の母国や滞在した国をはじめ世界各地の具体的な事例を交えながら食文化を紹介します。

魚や動物の肉を穀物とともに発酵させた食品は「なれずし」と呼ばれています。なれずしは東南アジア発祥とされており、その後、日本各地にも伝播し、独自の進化を遂げて、現在、伝統料理として受け継がれています。本講義では、私たちが住む岐阜の伝統的な発酵食品「アユなれずし」と講師の出身地、和歌山県日高地方の「サバなれずし」の作り方や発酵に関わる乳酸菌の違いなどから両なれずしの食文化について解説します。

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